9月に鎌倉市が発表した、タイワンリスの被害増について。
私が東京都から神奈川県鎌倉市に越してきたのは、35年前。
初めて身近にリスを見た時は、鎌倉って自然が一杯!と、感激でした!
リスだけでなく、狸も見たというご近所さんも!
リスや狸に限らず、敷地の境界線には無関心ですから、犬・猫も敷地内に入ります。
でも、この可愛いリスは、家の敷地に入り込み、農作物を荒らすようになったそうです。
我が家も、果実は確実に食べられます。
熟してきて、食べごろだな~~と、楽しみにしていると、家族の口に入る前に食べられてし
まいます。何のために植えてるの?
果実だけでなく、樹皮剥ぎ、電線をかじるリスもいます。
このタイワンリスは、1930年以降にペットや動物園などで飼育されていたリスが、
逃げ出したり、放たれたりした事により野生化し、全国各地に生息地を広げ、神奈川、静
岡、岐阜、大阪、長崎などで点在しているそうです。
繁殖率が高く増加した事で、生活環境への被害に留まらず、生態系への深刻な影響が懸念され、国は外来生物法による指定外来生物に指定。
鎌倉市は、2009年度に防除実施計画を策定し、市民らに捕獲機の貸し出しを実施。捕獲後は、市が回収し、処分している。市内のタイワンリス捕獲数は15年で約4倍に増加。
実際の生息数は、捕獲数の10倍~15倍とも言われている。
鎌倉市が現在実施している対策は、捕獲器の貸し出しのみ。
鎌倉市も現状を踏まえ、環境省の特定外来生物防除等対策事業の補助金活用を、来年以降に検討している。
タイワンリス・・・
我が家でも果実の被害は有りますが、「りすちゃん、かわい~~~い」の気持ちの方が強く、同じ市内での違いが見えてきました。
鎌倉では、リスだけでなく、ハクビシンも目立って多くなってきました。
被害が無い為、余り感じませんでしたが、我が家の庭先でも、夜に見る事が有ります。
タイワンリス同様、農家の方々には難題です。